2016.04.18
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熊本・大分の大地震
建築事業部 加藤と申します。
熊本・大分を中心に起きている大災害、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに
被災された方々が一日も早く平穏な生活を取り戻せるよう願っております。
私は当社で家づくりを検討される方を「設計者」という立場でお手伝いさせていただいております。
今回の災害は私自身決して他人事ではなく、住宅の設計者として住まわれる方の命に関わる大きな責任を
再認識しております。
建物の強度は建築基準法で基準が定められており、1981年の建築基準法大改正により建物の耐震基準が
見直され「新耐震基準」が誕生しました。
新しい基準を満たした建物が単純に地震の力で倒壊することはなくなったと言われており、
阪神大震災や新潟県中越沖地震、東日本大震災などの大きな地震でそれが実証されてきました。
今回の地震でも大きな被害が出ているのは新耐震基準を満たしていない建物であると思われますが、
最大クラスの地震が短期間に頻発しており、今までとは違った被害も出ているようです。
今後、専門機関により被害状況の調査・報告がなされると思いますので、
その結果をこれから家を建てられる方の為に生かしていきたいと思っております。
亡くなられた方々のご冥福と被災された方々の一日も早い復興をお祈りいたします。