BLOG

2018.06.09

カテゴリー
売買情報未分類(その他)

㈱大雄高性能住宅気密測定を実施!

建築部の加藤と申します。

現在弊社では高性能断熱材を採用した高性能住宅建築の取り組みを行なっています。

簡単にご説明すると、高性能な断熱材や断熱窓を使用し、家の断熱性を高めて快適でエコな暮らしを実現する住宅ですが、詳細は下記をご覧下さい。

https://www.daiyu-group.sakura.ne.jp/kenchiku/zeh/

この高性能住宅のポイントは高い断熱性能と気密性能にあります。いくら性能の良い断熱材で家を覆っても、その家が隙間だらけではせっかく冷やした空気、温めた空気が外に漏れ出してしまいます。

そこで重要になるのが室内の空気の漏れを防ぐ気密性能となります。これは実際に工事をしている建物に専用の測定機を設置し、専門の測定技師により数値を計測する「気密測定」により測定されます。その測定値をC値と呼ぶのですが、数値が小さいほど家全体の隙間が少ないということになります。一般的に高気密と呼ばれる家がC値:2.0以下、一般的な住宅ではC値:5.0以上となりますが、弊社の高性能住宅での基準はC値:1.0以下としています。

この気密性能を高めるには家を造っていく過程でどうしてもできてしまう部材同士の繋ぎ目や、穴などの目には見えない隙間を地道に塞いでいく作業が必要になります。数値は嘘をつきませんので、適当な工事をすれば直ぐに数値に表れます。

 

先日現在建築中のお客様のお宅で気密測定を実施しました。

↓気密測定実施風景

005

測定値は「0.46」を記録!

これには担当大工さんも満面の笑みでガッツポーズで喜び、思わず私たちスタッフも「お~!」と声を上げて拍手。大工さんの熱意も伝わってきました。

↓担当大工さん

015

この「0.46」という数値がどれだけ良い数値かというと、今回計測した建物の床面積133.40㎡(40.35坪)の建物に対して、隙間に相当する面積が7.87cm角の隙間しかないということになります。40坪の建物で名刺2枚分にも満たない隙間しかないということになります。なんかピンとこないかもしれませんが、これすごいことなんです!

028

測定技師の方いわく、特に気密工事していない建物は空気があちこちから漏れてしまい、そもそも測定不能だそうです。

現在大雄ではそんな高性能住宅を、熱い思いを持った職人さんたちと一緒に造っています。

南豊田では高性能住宅体感型モデルハウスの建築を進めており、7/14、15日には体感型構造見学会を企画しています。

ご興味ある方は是非一度ご体感下さい。